こんにちは、井上です。今日はヴィンテージ時計の魅力についてご紹介しようと思います。
私が初めてヴィンテージ時計に心奪われたのは、かれこれ5年程前のこと。
京都のセレクトショップの一角に、小さなショーケースでしたが目に留まる場所にありました。
覗いてみると初めて見るような、小さくて宝飾品のような時計。しかも60年代や50年代製のものばかり。特にこの年代の物には目がなかったのですが、年代に関係なく、可愛らしいのに凛とした出で立ちに目が釘付けになりました。
ヴィンテージ時計との出会い
それまで存在すら知らなかったドレスウォッチというもの。私はヴィンテージ時計や昔の時計はおろか、腕時計すらしてなかったので時計に関して全くの無知でした。それが尚のこと衝撃の強さを与え、胸がキュンとなったのを覚えています。
時計なのにブレスレットみたい!か、かわいい!!これが初めて湧いた感情でした。次に、これを着けたらどんな感じだろう、着けてみたい…!でも緊張でその日は店員さんに声をかける事も出来ず、名残惜しみながら帰宅しました笑
忘れられなかったロレックスの時計
時計の値段はどれも40万〜60万前後。
値段が良いので、無知でも良いもの価値あるものということは分かりました。
こんな金額の物購入した事はないですが、不思議と高いと感じず、どうしたら手に入れられるだろうと考えるようになりました。
また後日お店に見に行き次は勇気を持って試着させてもらいました。
まず最初にROLEXの繊細なメッシュベルトタイプで、上下にダイヤが付いたとっても小ぶりな時計が気に入りました。
手に巻いてみると、好きだけど自分に似合ってるか自信がなくて、その時は購入には至りませんでした。しかし今でもその佇まいを覚えてますし、未だにあのような時計には出会ってません。
やはりこればっかりは一期一会の出会いの物なので、グッときたものは手に入れておこうと強く思うようになりました。
ヴィンテージ時計の良さ
さて、長々とヴィンテージ時計への想い出を綴りましたが、ヴィンテージ時計の良さについて。
なぜだか分からないけど惹かれるものって、誰しもあると思うのです。
ヴィンテージ時計はいつどこで誰が持ち主だったかもわからない、とてもロマンのあるもの。どこででも手に入るものではなく、全く同じものが一つとして存在しないとても奥深いものです。
更に知識を深めていくと、歴史を知ることになり、レアなモデルや作りについて、ブランド自体に魅力を感じ、他の物も集めてみたくなります。
私がヴィンテージ時計を好きな理由は、誰もが認める価値あるものであり、しかも美術品は鑑賞する事が主ですが、身につけることが出来る芸術品だからです。
それが私にとってはヴィンテージ時計の最大の魅力であり、装飾的であればあるほど魅力的に感じます。
皆さまも、そんなヴィンテージ時計の知られざる世界を覗いてみませんか?
気になってらっしゃる方は気軽に見にいらしてください。2ヶ月に1回程買い付けして商品が入れ替わります。
お気に入りの1本に出会えるお手伝いが出来れば光栄です。
井上